初版編集顧問の言葉

初版刊行時座談会

初版編集後記

日本語で考える。日本語で生きる。日本語で伝えあう。日本語で愛しあう。言葉は、時空を超えて人と人とが語り合い、わかりあうことを可能にしてくれます。日本の文化、日本人の生活、そして日本人の精神は、日本語によって育まれてきました。新たな世紀を迎えた今、祖先たちが話し、書き、慈しんできた言語、日本語を改めて見直すことの重要性は、ますます大きくなっていくことでしょう。
小学館は、一九七二年から七六年にかけて『日本国語大辞典』全二十巻を刊行し、わが国初と言える本格的歴史主義の大型国語辞典を世に問いました。幸い、本辞典は国語・国文学界のみならず各界より高い評価を得て、今や日本語の研究には欠かせない基本的な資料となるに至っています。
そして今、時代の変化に対応しつつ、二十一世紀においても豊饒で奥深い日本語の世界への最も信頼できるガイドでありたい、日本が世界に誇りうる文化遺産としての大型国語辞典でありたい、との新たな思いをこめて、五万項目・二十五万用例を増補。二〇〇〇年十一月より、五十万項目、百万用例を収録した大改訂版、『日本国大辞典 第二版』を刊行いたしました。
「初版」の企画以来四十年、あらゆる分野にわたる三千人に及ぶ専門家の協力を仰ぎ、データ処理や組版においても最新技術を駆使して作られた『日本国語大辞典 第二版』は、過去千数百年に日本人と日本語が織りなしてきたかけがえのない記録であり、未来に向かって生きる日本人と日本語にとっての最も豊かな財産であると私たちは考えます。

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