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第123回
2005年6月27日
これまでの問題
問題611
「雀枝」「雀隠」「雀止」のそれぞれの意味は?
雀枝は雀が止まれるほどの小さな枝、雀隠は春に草木が伸びて、雀の身が隠れるほどになること、雀止はかやぶき屋根の棟の押さえのことです。
問題612
「捨篝」「捨刀」「捨仮名」「捨鐘」「捨木」「捨子石」捨土台」のそれぞれの意味は?
捨篝は、昔の戦陣で敵の襲撃をそらすために、陣から離れた所に番人を置かないでたいておいた篝火。捨刀は、手当たりしだいに刀を振り回すこと。捨仮名は、漢文訓読で漢字の意味を日本語に言い換えるために添えた仮名、つまり送り仮名のこと(促音や拗音などの小さな仮名と漢字の読みの最後の一字を添えたものもいいます)。捨鐘は時刻を知らせる鐘をつく時に、注意をひくために、まず三回つく鐘のこと(捨太鼓も同じ意味)。「捨木」は用便の後、尻をぬぐうのに使った木片。捨子石は、氷河によって遠方に運ばれた岩塊。捨土台は、地中に埋め込んだ建築の土台。
問題613
膝下まである男性用の下着「すててこ」は、なぜこんな名前がついたのでしょう。
明治初期、東京の落語家・三遊亭円遊が始めたという「すててこ踊り」が、寄席や宴席で流行しましたが、この円遊がすててこをはいていたことに由来します。
問題614
「砂落〈すなおとし〉」あるいは「砂下〈すなおろし〉」は、あるものを食べることですが、それはなんでしょう。
こんにゃくです(豆腐の地方もあります)。こんにゃくは体内の砂を出してくれるという俗信にもとずくわけですが、大晦日や節分にこんにゃくを食べ、その日を祝うことをこのように言いました。「砂払〈すなばらい〉」は、こんにゃくの異名です。
問題615
「頭北面西右脇臥〈ずほくめんさいうきょうが〉」とは、どんな時の、どんな人の姿勢なのでしょうか。
釈迦が入滅、つまり死んだ時の姿勢です。それにならって、人が死んだ時、死者を北枕にして、顔を西に向け、右脇を下にして寝かせることを、このように言います。
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