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第79回
2003年8月25日
これまでの問題
問題391
ある人の門下、門流にあることを「○門」といいますが、次のそれぞれの門は誰の門下という意味でしょう。喜多門、崎門、県門、孔門、松門、蕉門、惺門、石門、雪門。
順にそれぞれ喜多川歌麿、山崎闇斎、賀茂真淵(号を県居といったところから)、孔子、吉田松蔭、松尾芭蕉、藤原惺窩、石田梅巌、服部嵐雪です。
問題392
「恋」を万葉仮名ではどのように表記した場合が多かったでしょうか。
「孤悲」です。万葉仮名では単に表音だけの目的で字が選ばれるのではなく、表意意識が強く働いて字が選ばれる場合も多く、「孤悲」という恋の表記がまさしくそうで、ここから当時の人々の恋観が濃厚に浮かび上がってきます。それは目の前にいない対象を求め慕うことで、求める相手といしょにいることのできない悲しみを伴うものだったのです。
問題393
「恋教鳥」「恋忘草」「恋鳥」「恋塚」はそれぞれ何をさすでしょう。
順に鶺鴒〈せきれい〉、萓草〈かんぞう〉、不如帰〈ほととぎす〉で、恋塚は恋愛沙汰の犠牲となって死んだ人を葬った塚。
問題394
「宮、商、角、徴、羽」はなにかを五つに分類したものです。それはなんでしょう。
音です。五行思想から万物の音を分類した五種類の音(五音、五韻)のことです。
中国 ・日本音楽の用語でもあり、雅楽では五声といいます。
問題395
「拘拘」「杲杲」「哈哈」「皓皓」「遑遑」「閤閤」はみな「こうこう」と発音する形容動詞ですが、それぞれの意味は?
順に拘拘は物事にとらわれて融通のきかないさま、杲杲は日の光の明るいさま、哈哈は大声で笑うさま、皓皓は空間的にひろびろとしたさま、遑遑はうろうろして心が落ち着かないさま、閤閤は蛙の鳴くさま。
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