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お二人が前の編集委員会を継承して、今度の改訂編集委員とともに、第二版の編集を本格的に進めていただくことになったわけです。
私が『大日本』から『日本国語大辞典』に流れる中で、一つ、どうしても語っておきたいのは、漢籍例のことなんです。漢籍例というのは、簡治先生がいろいろ勉強なさって、国文だけじゃなくて、さっき英文ということもありましたけれども、ドイツ語もおやりになったかもしれませんが、漢籍にも非常に詳しかったですね。『大日本国語辞典』の中に漢籍例が入ったというのは、やっぱり簡治先生の幅広い教養があってはじめて実現したことだと思うんですね。その貴重な要素というのは、『日本国語大辞典』も受け継ぎまして、それで漢籍にあるかないかというチェックをしました。これも『大日本』があればのことでした。
そして、それは第二版でもやっぱり増補しましたですよね。この漢籍例を脈々と流れるもとを言えば、『大日本』の漢籍例であり、簡治先生の漢籍の素養だろうと思うんですね。この一点からしても、『大日本』の恩恵というのは大きかったと私はつくづく思うわけです。で、最初に『大日本国語』あっての『日本国語』であり、また、その第二版であるということを申し上げたわけです。
この道のりをちょっと振り返って、何かご感想がありましたらお願いします。
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